きつねこの週刊デイリー寿司ニュース

主に食べたお寿司についてつぶやきます

ベイマックス見てきました。いくつか気になった点。ネタバレあり。

・よかったところ

演出が毎度のように細かいところまで計算されていて、すばらしかった。大変勉強になった。

・兄者の死

教授と一緒に守られ、しかしその後教授によって離島に監禁されていた、ヒロに助けられ云々、というプロットはではいかんのか?
ヒロがタダシを失ったことと、教授が娘を失ったことが重ねられていたが、2人の死に至る経緯は全然違う。特に娘の死については社長の未必の故意によるものである。タダシは死に損で、社長は裁かれておらず助かり得であるのが気持ち悪い。
最近ディズニー作品は、後味の悪さが残る作品がちらほらある。最悪だったのは「オズ~はじまりの物語~」で、アナ雪もクリストフの扱いの悪さがややひっかかる。

ロケットパンチを撃つ方向

これについては重量比が云々とかそういうツッコミどころがありそうだけど、そもそもがファンタジー世界なので何をいまさらである

・ベイマックス再誕

ヒロがゲートを作り直して、ベイマックスを助けに行くのを期待したのだけど。
どうやらヒロはベイマックスを量産して大成功を収めるようであり、ベイマックス再作成はその一歩のようなんだけど、それにしても時空の狭間に永遠に漂うベイマックスオリジナルが実に不憫である。
オリジナルが助からないのなら、せめてぶっ壊すなりしてケジメをつけてあげてほしかった。
このシーン、多くのオタクは同人版ドラえもん最終回、クソオタどもはねこねこマシンのラストを思い出したのではなかろうか。

・友達不要

実はヒロとベイマックスだけでいけたのでは説
まあ、野暮です

・おねしょた

捗る

・寿司

日本が舞台だけど出なかった。

 

 

美味い寿司を食ったことのない人間にその味を説明してみろ


服装がダサい人の特徴と、唯一の改善策

 

ファッションっていうのはクオリアなんです。

「この服がイケてるなーダサいなー」「この服とこの服が合う」とかそういうの、クオリアを持っている人間にはわかりますが、経験したことのない人間にはおよそ見当もつかないものです。文字を読むことはできても、理解できないのです。だから、あまねくダサ服キモオタへのアドバイス記事はおしなべて無意味なのです。ダサ服キモオタがただ一つオシャレになる方法は、友達に服を見たててもらい、自分で服を買い、試行錯誤することです。あらゆるハウツーは無意味です。

ファッションとは価値観の問題です。ダサ服キモオタに「かっこいい服ってどんなの?」「どういうファッションが好み?」と聞いてみてください。誰も答えられません。たまにすげーダサい厨二ファッションが好きなダサ服キモオタがいますが、実はそちらのほうが幾分マシなのです。自分の価値観を持っているからです。彼らはどこかで自分がダサいことに気づいて次元上昇するか、あるいは一生気付かず永遠にダサい厨二ファッションを続けますが、どちらの彼らもよいのです、彼らは幸せにファッションを楽しんでいます。他人の反応に差はあるでしょうが、とりあえず彼らはファッションのクオリアを知っています。

ファッションとは価値観の問題なので、なにがイケててなにがダサいのか主観的に判断できない人間には、「ファッションを行うこと」ができません。主観的な判断力とは、なぜイケてるのか、なぜダサいのか、を自分で分析して具体的に説明できる能力です。ダサ服キモオタにこれができる人はいません。

しかしながら、ダサ服キモオタが一生ファッションを楽しめないかというとそうではありません。たとえばアニオタはアニメの良し悪しを自分の主観で判断してそのクールの取捨選択をしていると思います。世に溢れる服のどれを自分が着るかというのは、深夜に溢れるアニメのどれを見るか取捨選択する作業に似ています。アニメを取捨選択したクソアニオタは、必ず、なぜこのアニメを見ることにしたのか熱弁を振るうことができると思います。良いアニメと自分が思っているそれを、どう説明したら他人に布教できるか考えていると思います。ファッションも一緒です。なぜこの服を俺は着るのか、どこがイケてるポイントなのかが説明できて初めてファッションなのです。

オカンの買ってきた服を20年間きているクソキモオタというのは、ご飯どきに放映されている日本むかしばなしやワンピースやドラエモンやサザエさんなんかをなんとなく散漫に見てきた非アニオタの一般人とほぼほぼ同じです。クソキモオタが服を着ているように、非オタの一般人もアニメは見ています。しかしそこに主観的な価値観は存在しません。非オタの一般人が「好きなアニメですか? ワンピースです」と言ってアニオタを激怒させるのと、クソキモオタが「服? ユニクロしまむらでいいじゃん」と言って服オタを激怒させるのは全く同じ構造です。

何かをよく知っている人は、世の中には自分の知っているクオリアを持たない人間がごまんといて、彼らに実体験なしにどれだけ法を説いても何の意味もないことをよく知るべきです。

何かをよく知らない人は、そこには自分の想像もつかない素晴らしいクオリアが存在していて、どれだけ本を読もうが、実体験なしにそれを得ることはできないことをよく知るべきです。

 

自分の金で食う飯と、他人の金で食う飯と、どちらがうまいのか


僕27歳の全財産は2万円。他人の貯金で生き延びるという信念を持っているからです - ピピピピピがブログを書きますよ。

 

この手の記事はしばしばあるが、私は、自分の金で食う飯のほうが美味いと感じる。

これまで、自分の金、他人の金、どちらの飯をも幾千食べてきた感想である。他人の金だと遠慮してしまって心底楽しめないし、店が選べない事も多い。遠慮で喉の通りの悪いうえに、不味い店だったらもう食う価値もないほどに最低である。対して、自分の金でならすべてがほしいままである。クソ高いのでとても他人にはおいそれとたかれない美味い寿司屋で大将にその日のいいネタをおまかせで握ってもらいながら美味い酒なんか飲んでると、なにやら万能感みたいなものが湧いてきてさらに美味しく感じる。誰の顔色も伺わずにケロッとした顔で5万のワインを「ください」と言えるのは実に清々しい。

時折見る「他人の金で食う飯のほうが美味い」記事について、捻くれた精神構造を持つ低所得者や社会の底辺層の人間ほどそう感じる傾向があるように見えるが、ろくな稼ぎもなければ、クソ高くて美味い飯を自腹で食ったこともない貧乏人はそもそも「自分で稼いだ金で食う美味い飯」の存在を知らないので、自分の金で食う飯が美味いと思えないのは致し方ない事だし、そこにさらに件の記事で論じられている「他人が汗水垂らして苦しんだ飯ほど美味い」という捻くれた感情が上乗せされて、結果「他人の金で食う飯のほうが美味い」と結論づけられてしまうであろうことは否定しようがない。

しかしながら、これらの多くは「自分で稼いだ金でのびのびと食うクソ美味い飯」を知らない状態での話であるので、適正な比較とは言えないと思う。確かに他人の金で食う飯はそこそこ美味い。しかしながら、自分の金で食う飯はもっと美味いのだ。それを知らない状態で「他人の金で食う飯は美味い!!!」と叫ぶさまは完全に井の中の蛙である。

こういう人が、今後の社会経験の増加とともに、より多くの未だ体験したことのない素晴らしいクオリアを得ることを願うばかりであるが、もし彼が現状を幸せと感じているのなら、それも要らぬお節介かもしれないとも思ったり。

寿司屋では何を頼むべきか

おすしやさんでは何を頼むべきでしょうか?

それは「本日のおすすめ」です。

入荷する魚はその日によって良し悪しがあるので、「今日はこれがおいしいですよ」と、ホワイトボードなり日替わりメニューなりに書いているものが一番おいしいのです。ついラミネートされた常備メニューを見てしまいますが、それはいいものがなくてもネタを揃えなければならないので、ハズレの可能性もあり、もしアタリならば「本日のおすすめ」に載ることになるので、どちらにしろ「本日のおすすめ」を頼めばよいのです。

もちろん、「本日のおすすめ」がないお寿司屋さんもたくさんあります。そういう店は、何を頼まれても自信満々で出せると自負しているか、無頓着か、どちらかです。経験上9割は後者なので、一部の例外を除き「本日のおすすめ」のあるお店のほうが、その日のネタに対する意識や客に対するおもてなしの意識が高いよい店であるとみなしてよいと思います。

ぜひ、寿司屋に入ったらまず「本日のおすすめ」から頼むようにしてみてください。あるいは、大将に「何にしましょう」と聞かれたら「今日おいしいやつ」と頼んでみてください。これはイヤミな通ぶりでもなんでもありません。そもそも、その店のネタの良し悪しを一番よく把握してるのは大将だし、きっと客には美味い物を食べてほしいなーと思っているので、これは魚心水心みたいなもんです。怪訝な顔をされる店で美味い店はほとんどありません(前述の、全部のネタが完璧と自負している一部の店では「全部オススメだから何でも頼んでよ」的な返答が、ごくまれに帰ってきます)。

 

ちなみに今日は、すしざんまい池袋東口店に行ってきました。

リカーショップの雄、カクヤスが主催する、外食産業向け酒類展示会「DEXPO」に潜り込ませていただいた帰りなのでした。もう酒と味の濃いツマミはさんざん食べ飽きたので、すしでもくおうぜーと行ったのでした。

すしざんまい池袋東口店は「本日のおすすめ」のある店でした。割とおいしかったです。キャンペーンのアサリ&アオサの味噌汁が特にめちゃくちゃおいしかったです。一番のオススメが寿司じゃねーのかよ

かっぱ寿司 柏店

椅子を探してたんですよ。今使っている椅子は10年前にリサイクルショップで500円くらいで買った安物なんですが、キャスターが軽くて取り回しがよく、愛用してました。しかし背もたれの付け根がいいかげん金属疲労でブチ割れてしまい、いつ山体崩壊してもおかしくない状態なので、これだけ使い込んだし廃棄してももったいないオバケは許してくれると思うのです。

で、朝から近所のリサイクルショップを回っていたんですが、すげー腹減ったな、と思ったらすぐ横にかっぱ寿司があったので。

土曜の11時、開店直後に行きました。たぶん最初の客です。

開店と同時なので回ってるお寿司もできたてだし、誰も客がいないのでそんなに空気も汚れてないだろうということで、回ってる寿司もいただきました。カツオを食べると半分凍ってました。別にいいですけど。

かっぱ寿司は最近すっかり凋落してしまい、本部も危機感があるのか「かっぱの改新」とかいういかにも「今はダメダメだけど換骨奪胎してかっこよくなりますから!」みたいなキャンペーンをやっています。

結論的に、予想以上に満足しました。ネタは全体的にほかの大手回転寿司にひけをとっていないか上だと思います。特に「大切ほたて【極み】」1カン194円とかいうのが意味不明なくらい特大でめちゃくちゃよかったです。私が神と崇めている銚子丸でも2カン400円でこのクオリティでは出てこないレベルでしたので、このホタテを食べるためにかっぱ寿司に行き、このホタテだけを延々食べ続けて帰ってくるというようなことは非常に有意義なのではないかと思います。厳選一貫(1皿1カン108円)のアジも非常に非常に大ぶりかつ鮮度も十分でよかったです。厳選一貫ネタだとはまちとろも合格でした。あとは普通。

1か月前くらいに夜の閉店前に行ったときよりかなり満足度が高かった気がします。回転寿司、行くなら閉店前のガラガラなとき、というのがモットーでしたが、休日なら昼前の開店直後にいくほうがよりよいようです。かきいれどきの休日のほうが、平日よりも色々と充実しているのではないかとも思います。(平日の夜とかだいたいどこも色々とgdgdなように思うので)

なお椅子は帰宅してからamazonでDUORESTを買いました。

 

 

p.s.

いちばん大事なことを書くのを忘れていました。

かっぱ寿司の最大の欠点は、しょうゆがゲロマズなことです。これを改善しないかぎり永遠にほかの大手チェーンを巻き返せないと思います。

同じ時間に着くなら乗換回数が多いルートを選べ

http://tororosoba.hatenablog.com/entry/2014/05/15/193215

私も色々と移動時間短縮のノウハウを自分で開発しているのですが、そのうちの一つで、誰でもできるとても簡単なやつを紹介します。紹介っつってももうタイトルで書いてますのでそのとおりです。

元記事はかなりハイレベルなので、都内を毎日のように縦横無尽に行き交うプロじゃないとなかなか使いこなせないと思うのですが、これはめちゃくちゃ簡単です。

・乗換案内で検索する

・おおむね同じ時間に到着するルートのうち、一番乗換回数が多いものを選ぶ

・乗換のときに全力で走る

これだけです。

乗換案内というのは色んな人が使うことを想定しているので、乗換にかかる時間をある程度ゆとりを持って設定しています。

なので、ここで全力で空気を読まず、いい歳の社会人としての恥もかなぐり捨て、小学校の体力測定のように全身全霊をかけて走ると、1本早い電車に乗れたりする可能性がかなり高いです。特に都内は電車の間隔が短いので、30秒とか1分くらいでぎりぎり乗換できることがけっこう多いのです。

経験的には、1回の乗換で2~3分、運がよければ5分くらい短縮できるので、2回乗換があれば5~10分くらい早くつきます。

ぜひやってみてね!

生き急げ、生き急げ、生き急げ

そういうメッセージの曲が大好きだ。


ELLEGARDEN - Acropolis - YouTube

 

反対に、何歳になっても諦めるな、みたいなのも好きだ。

交響詩篇エウレカセブン OP2 「少年ハート」 - YouTube

 

成功するまで諦めない系の曲も好き


BOOM BOOM SATELLITES 『BACK ON MY FEET ...

 

アニソンばっかですいません。