きつねこの週刊デイリー寿司ニュース

主に食べたお寿司についてつぶやきます

知らないことをさぞ知っているかのように振舞うことが恥ずかしい

最近、人生何度目かの神座ブームが襲来している。

神座というのは大阪で有名なラーメンチェーンで、東京にも進出しているので知っている人も多少いるとは思うが、わりと独特な味なのである。

流行りの豚骨とかとは全然違って、澄んだ甘いスープ。それはいわゆる昔懐かしい系とも違う。具は白菜がたっぷり入っている。鍋っぽいと形容する人もいる。

新宿の神座でラーメンを食べながら、ネットで評判を見る。

「豚のダシがよく出ているが、うんたらかんたら」

「煮込まれた白菜のダシがよく出ている、なんとかほげほげ」

自称ラーメン評論家というような人たちが、あれこれ好き放題に書いているレビューがたくさん出てくる。さすがそれなりの有名店だから。でもこれ全部的が外れている。

神座のスープはフランス料理の応用で、主な出汁は牛である。そして白菜はラーメンを作るその時に、中華鍋でスープにぶちこんで炒める。なんでこんなことを言えるかというと、私は高校時代に神座でバイトをしていたから。

色々なレビューを読むと、多くの人が、憶測で間違ったことを偉そうに語っている。非常にばかばかしい。というか、スープの出汁がなんなのかなんてことは、それなりに舌の肥えた人間であれば、味わえばある程度わかるはずである。

こういうことがあって、本当のことを知らないことについて語るのは怖いなあ、と思いつつも、この問題のなにが問題かというと、これに気づいてしまってから、ブログを書くことが非常に億劫になったのだ。

私も過去、はてなブロガーとして少し有名だった時期があって、だいたい1日数千ほどのアクセスがあった。固定ファンのような人もいて(話題がITとか時事問題だったので男ばっかりだったけど)、それなりに調子にのっていた。

そのブログは仕事関係でトラブルがあって、直接の当事者ではないのだが、限りなく当事者に近い立場にいたために閉じた。

もちろんそれで完全終了になるわけもなく、すぐさま新しいブログを立ててしばらくは更新していたのだが、その途中でいろいろと疑問がわいてきた。

ブログのアクセスを増やすのは、正直難しくない。話題になっているできごとについて、多くの人の意見とちょっと違うようなひねくれた意見を書き、大きなアクセスのある有名ブロガーのブログにトラバするだけだ。見に来てくれた人のうち、幾人かは私の文章を面白いとおもってくれて、読者として定着する。そもそも、この方法が非常にさもしくてもう嫌だな、と思っていたこともある。

そしてなにより嫌だったのは、自分がよく知りもしないことを、さも詳しいかのように振舞わなければならないことだ。もちろん自分がよく知っていることもあるが、それにしたって自分より詳しい人は世界中に山のようにいるし、自分がよく知っていることについて語るとき、それだけで完結するのではなく、どうしても自分がよく知らないことについても話題は広がってしまう。しかし正直に言って読み専というのはそんなに賢くない、知識のない人も多いので、日ごろからニュースやいろいろなブログをそれなりに広く読んでいれば、そういう人たちを煙に巻ける程度の知識は備わってしまう。そんな付け焼刃を、さも磨き抜かれた鋭い刃であるかのように見せかけて興を買うのは実につまらない。

数年前に書いた自分のブログなんかを見ると、もうそれはそれは恥ずかしくなる。ああ、当時このブログをみたいい大人には「ああ、なんかお子様が一生懸命やってるんだな」って思われてたんだな、と。

そういうわけで、恥ずかしくない文章を書く自信がぜんぜんなくなったので、ブログをあんまり書かなくなった。

これに気づいてから、私は評論家とかいうものをあまり信用できなくなった。人というのは自信に満ち溢れた人に無条件に信頼と好意を寄せるようになっていて、世の評論家は、私はなんでも知ってます、というふうを装ってさまざまな評論をしているが、前述したように、自分の専門分野でないことがらについてもよく知っているふうに語らなければならない。あるいは、ドヤ顔で非常に浅い考えを披露していたりする。

知識のない、考えもない、ただただ知識人の発言をありがたく拝聴するような情弱ばかり(おそらく人口としては一番多い)に接していると、とにかくすべての物事について正しい回答を授けなければならない、というような間違った考えを持ってしまうのかもしれない。何を言っても有り難がられるので、もはや自分が何を言っているのかわからなくなっているのかもしれない。

いろんな知識人が、しょっちゅうネットやテレビで炎上しているが、たいていよく知らないことを知ったかぶっていることが遠因になっていたりするような気がする。今までバカ相手にそれで通してきたんだろうし、そういうものを賢い人はとりあうのもバカバカしいので放置してきたんだろうけど、色々な理由で放置できない状況になって、いざ俎上に上げてみると、あれよあれよと自壊する。そういう人を良く見る。

沈黙は金、雄弁は銀、という言葉があって、私は今でもそうだが、子供のころから非常にいらんことを言う子供だったので、父親にいつもそういってたしなめられた。大人になってから、この言葉を作った当時のヨーロッパでは、金より銀のほうが価値が高かったということを知り、父親に抗議したところ「そんなことは知っている」とだけ返された。その後もずっと不服だったのだが、今にして思うと、金と銀どちらが優れているとかいうことにあんまり意味はなくて、しょうもないことを言って尻尾を出す事に比べれば、沈黙も雄弁もはるかにいいのだ。別に雄弁したいならすればいいけど。できるならね。自信がないなら黙っとけ。そのうえで、黙るか喋るかは自分で考えろ、という話で。

なんかはてなブロガー向け飲み会とかいうのに参加させてもらうことになったので、久しぶりに適当な記事をかきました。しかしながらその飲み会は寿司ではなくやきとんだそうです。

 

平穏な心で日々を過ごす方法

最近、怒らなくなった。

元来神経質で怒りっぽいほうで、例えば待ち合わせに遅刻してくる人なんかも許せなかったのだけど、なんだか数年前、あるとき「別に遅れてもいいんじゃね?」というアイデアが頭に浮かび、「待ち合わせに遅れてはいけない」という自分の中のルールを、「別に遅れたっていいじゃん」に変えてみたところ、ずいぶん人間関係がはかどるようになった。予定が狂うことを嫌う人もいるが、予定など狂うものである。30分遅れてくるならカフェに入ればいいし、1時間遅れてくるなら服屋でも物色すればいい。2時間遅れてくるなら寿司屋に行く。

きっかけはその時間にルーズな人間を許すというところで、これは今考えてみると、「時間は守るべき」という自分の中の勝手なルールにしたがって、相手にも時間通り到着することを暗黙のうちに勝手に期待していたため、いざ遅刻されると裏切られた気になり、被害を受けたように感じてしまうのである。こちらは時間通り来ているので不公平感もある。勝手に期待されて勝手に裏切り者にされて勝手に恨まれる相手はたまったもんじゃない。

最初から相手に期待しないようになると、たとえ相手が10分遅刻しようと、1時間遅刻しようと、それどころか来なかったとしても、全く相手に対する怒りは沸かなくなる。もちろんすっぽかされると残念ではあるし、ああ、こいつはこういうやつなんだな、という、実績に基づく定量的な評価はするものの、恨みがましい感情を相手に募らせることはなくなる。

むしろ、そういう考えかたになってからというもの、時間を守る人間、納期を守る人間、義理堅い人間なんかに対する評価が非常に高くなった。約束を守ることに期待する世界では、約束を守るのは当たり前なので、約束を守っても何の評価もないが、約束を守ることが期待されない世界では、約束を守る人間というのは期待以上の非常に優秀な人間に見えてくる。

同じように、モノを知らない馬鹿、礼儀のない失礼な人間、視野が狭くて驕っている人間、他人の気持ちを汲めず自分の思考を押し付けるだけのアスペといった人間のこともどんどん許せるようになっていった。彼らはみな悪意があって、こちらを害そうとしてそうしているわけではない。たまたま考えや経験が足りないだけであって、その根本はきわめて善良な人間であることがほとんどだ。そんな善意の人に対して、なにかが足りなかったからといって怒りをあらわにして詰問したりするならば、それこそが悪意である。

男をATMとしか見ていない女子なんかは常に攻撃対象にされているが、たまたま運が悪くて、出会う男のことごとくが、女を性欲の捌け口にとしてしか扱わないようなクソだったのなら、そんなふうになってしまうのも当然だ。

アホな学生もよくネタにされているが、おおかたそれを笑っている社会人のおっさんおばさんだって大学時代はおおむねそんな感じだったでしょ? 

キチガイ老人の跋扈するニュースも途絶えないが、彼らはさすがにもう更生不能だとしても、若い人間はいくらでも改心のチャンスがある。いろんなタイミングでいろんな気づきがあって少しづつ成長していくものであって、自分から見ていろいろと足りない、ともすれば許せないような人間は、ただただ発展途上であるにすぎない。馬鹿はどこかで学ぶかもしれないし、生意気な奴はどこかでバッキバキに折られるだろうし。

科学的にいえば、怒りという感情は怯えからくるらしい。怒っている人は、全員なにかに怯えているということだ。それは売上未達成で会社が赤字になる恐怖かもしれないし、納期に間に合わずお客さんに怒られる恐怖かもしれないし、まあとにかく、よく怒る人ほど気が小さいということに違いなさそうである。自分が怒りを表明しようとしている、その相手の言動や行動は、自分にとってそんなにも脅威なのか。よく考えてみると、どうでもいいことがほとんどなんじゃないかと思う。

怒らなくなったと同時に、お節介もほとんどしなくなった。目の前で馬鹿な人がなにか失敗しようとしていても、馬鹿な人なりの信念に基づいている場合、絶対にお節介してはいけない。人間というのは基本的に他人に指図されるのが嫌いで、たぶん何かの心理学の実験なんかでも結果がでていた気がするが、要するに「たかし宿題やったの?」「いまからやろうと思ってたのに! もうやらない!」ってやつですね。むしろ、指図されるとその逆をやりたくなるのが人間だそうで。だから間違おうとしている人間に正解を教えるのは意地を張らせて間違いを加速させるだけで、そのうえ自分と相手の信頼関係を失うだけなので、何一ついいことはない。人間は失敗しないと学ばないのだから、死なない程度に失敗して、やり直しがきく程度に時間を浪費すればよいのだ。まれに非常に賢い人や、たまに賢くなる人がいて、先達に助言を求める人がいるが、そういう人には喜んで教えてやるといい。面白い話と役立つ話をするおっさんは女子に好かれるが、説教と自慢をするおっさんには存在価値はないとうしじまも言っていた。役立つ話のつもりで説教をするのがおっさんの特性であるから、おっさんは基本的には一生懸命面白い話だけしていればよい。面白い話のできないおっさんは黙ってニコニコしてろ。

そういうような気付きや変化がここ数年の私にはあったのだけど、これだって他人に言われたってきっと分からなかったに違いないので、この文章を読んだからといってあなたが他人を許せる仏のような心をもった人間になれるわけではない。頭で理屈を理解するのと、得心するというのはまったく別物であって、外部から他人になにかを得心させるということは相当難しい。基本的にはあきらめるのが吉である。自分の文章が誰かを改心させるなんてことは到底期待するべくもないし、もし多少なりとも面白いと思ってもらえばそれで十分御の字である。

 

同人誌の値段は500円をめざす

こんにちわ。転職活動中でとてもヒマなのでブログでもかきます。
なんかごたごたしてますね。
私も過去のエントリ

が発掘されて、「書いた奴は大手専門の買い専」だの「吊し上げよう」だの言われておりますが、該当エントリにも「5年で50回くらいイベント出て30冊くらい同人誌作ってきた経験則」と書いております。今マジメに数えたら50冊くらいありそうでした。
あと、こういう場合は自分の部数とか立場を言えって意見もあったのですが、それこそ誰に需要があるかわからん意味不明な小説を10部作ってひっそり置いたりもすれば、4桁刷ったりもしてます。配置で言えば島中でのタマゴ(販売部数0冊)も経験してますし、コミケ東館外周以外は全部経験してます。これは間違いないですが、同人やってて一番つらいのは1冊も売れないやつですね。完全に心がバッキバキになりますね。死にたい。
 
ほんでまあ値段です。正直twitterの意見に順当なのが多くて、今更書く必要ねえな~~って感じになってるのですが、一応うちのスタンスとしては
・会計を簡単にするためにできるだけ500円
・分厚い本は1000円
・たまにはイレギュラーで300円とか800円とかの本も出すけど、それくらいの暗算はさくっとできるので特に問題にならない
・最初から売る気のないネタ本は200円とか
 
こっからが本文です。
 
同人イベントで本を売ってる時に一番強大な敵ってなんですかね。絶対勝てないみたいなやつ。
めっちゃ上手い外周のおプロ様とかを思い浮かべる人が多いと思うんですが、そうではないですね。勝負を回避すればいいし、なんならこっちが向こうより上手くなればいいんであって、でもシャッター前ですらひれ伏さざるを得ない最大の敵ってあれです。時間です。
もちろん空間(搬入量的な)も有限ではありますが、それについては事前に搬入量を申告することで優遇されたりするわけですね。まあシャッター前に過搬入してコミケ出入り禁止になった知人もいるので限度はあるようですが。
あるいは、混雑対応サークル用追加チケットとかいうチートツールもこの世には存在するので、確かにシャッター前サークルだと2SPに4人並べてずるいやんけ! というのはすごくありますが、まあとりあえず普通のサークルは2SPに4人並べても暇すぎて死ぬと思うのでもうちょっと現実的な話をします。
 
時間を持ち出して、サークルが1分間に何部頒布したら云々~ みたいなのは過去にも書いてるブログがあるのですが、買い手の制限時間について書いてる人ってあんまりいないんじゃないですかね。シャッター前は2SPに売り子4人並べたりできるけど、買い手は素人でもガチでも自分の身一つなんですよ。
 
実はイベントで最強のサークルは、イベント限定本とかイベント限定ペーパーを出すサークルなんですね。とらめろんKで買えるサークルは基本後回しです。とはいえ書店だと高いので、できればイベントで買いたいのが実情。ガチ海鮮というのは勝負イベントに動員した諭吉軍をいかに活用するかに命をかけているので、600円の本をとらで5冊買うなら、500円の本をイベントで6冊買いたいわけです。もちろん限定サークル最優先で。
そんな戦場で、優先度は低いけど買いたいリストにはあるサークルの前を通りがかった時に空いていたら、さくっとゲットしよう、となりますが、列ってたりあんまり人だかってるようなサークルは当然後回しになりますね。
うちはめちゃくちゃ会計が早いので列ることはほぼないですが、立ち読みなんかで多少人だかる事は往々にしてあります。誰もいないとそれはそれでなかなか人は来ないんですが、2~3人くらい人が集ってると結構人は集まってくるように思いますね。そのへんを見極めて会計牛歩ってもいいのですが、まあそういうセコいことはしていません。海鮮も命がけなので、こっちが列ってどややするためにわざわざ会計を遅くするなんていうのは許されないでしょう。
 
結論として、同人誌の値段は500円がよいです。この500円という値段はもう魔法の数字みたいなもんで、色々メリットがあります。
・会計が簡単
・分量としても、それなりに満足してもらえる
・収支がとりやすい
 
ぜひ500円をめざして本を作ってみてください。
 
p.s.
これはあくまでも、どうしたらいいんだ~~ってあたふたしてる人のための記事なので、ワイはカバー付き文庫小説本が作りたいんじゃ~~ 分厚い本も作りたいんじゃ~~ 赤字なんかしるか~~ みたいな人は我が道を行くのがとても素晴らしいとおもいます

たいへん重要なお知らせ

最近あんまりお寿司を食べてないし食べる気にならない

これも華麗に友Nowsikounohenkatoiuyatuka......

 

 

 

最近のおきにいりは北千住かつやの豚しゃぶ食べ放題999円です

私北千住ネタちょくちょくアップするんですが別に北千住に住んでるというわけではないです

 

 

スシローの鯖寿司とてもおいしくて気に入ってたんですがマサバ食べるのやめよっかなっておもって

 

ゴマサバだったらたべたい

私の好きな、ビール好きが喜ぶお店全部教える

最近の若い女子、ビール好きな人多いですね。特にクラフトビールとかオシャレなのがすきなようです。
私あんまりビールは飲まなかったんですが、最近やたらビール好きをよく見かけるので、ここ数年ビールのお店をチェックするようになりました。
そんな甲斐もあっていくつかネタが溜まってきたので、全部公開します。
 
・銀座なのにクラフト樽生が日本一安い「iBrew」
銀座の高速横にあるクソ狭いバーです。いつも満員ですがまあまあ入れます。クソ狭くて雑然としてますがなぜかオシャレっぽさがあります、銀座補正だと思います。
すべて樽生の、主に国産のクラフトビールがハーフパイント全品390円です。意味不明な安さです。品揃えはだいたい8〜10種類くらいですが、日替わりでどんどん違うのが入ってきます。種類を絞って回転をあげてるから安いんですかね。
ビールも食べ物も美味しいです。一番のお勧めはフィッシュアンドチップス。めちゃくちゃおいしいです。
2〜3人くらいの白人グループがすごい汚い英語でダベったりしていることがまれによくあります。
3000円〜4000円くらいでお腹いっぱい食べてがっつり飲めます。標準的な銀座のビアバーにいくと、瓶のクラフトビールが1本1000円とか2000円とかで、何にも考えずにお腹いっぱい食べて飲むと余裕で諭吉が飛んでいくので、すさまじいコスパです。
店員曰く「たぶんクラフトビールの樽生が日本一安い」だそうです。だいたい東京どころか地方でもこんな値段の店見たことない。
行きやすい場所にあるので、ビール好きっていう人はとりあえず連れて行きます。行きたい人は声かけてください。
 
・国内外クラフトビールが数百種類「東京リカーランド北千住店」すぐ近所に持込無制限600円の焼き鳥屋さん付き

とてもやばいです。クラフトビール好きな人は店内に入ると死んでしまうと思います。
新宿のビアバーで頼むと5000円くらいするような高級ビールも、普通の小売お値段で買えます。小売店だし。
ちなみに、徒歩1分のところに、どれだけ持ち込んでも一人600円という意味不明な焼き鳥やさんがあります。安くて美味しいです。

なお、私の一番のオススメは、ブリュードッグのエブリデイアナーキー。めちゃくちゃ濃いのに飲めます。

普通のお店では置いてないレベルの、1000円超えどころか3000円とかそういう、純米大吟醸か格付けワインかなにかかよ、っていう価格帯のビールもたくさん置いてますが、それが小売価格であって、マニアックなビールバーで飲むとその3倍しますので、ぜひともクソ高いビールを大量に買い込むことをお勧めします。
 
・新宿以西中央線に大繁殖中「麦酒工房」

西荻荻窪、中野、阿佐ヶ谷、高円寺にあるようです。お店で醸造しているものが飲めます。オール500円。
ホームセンターで買ってきた材木をそのまま組み立てた的な内装がイケてます。コスト削減のために、従業員が自分たちで内装してるそうです。アスレチックっぽくて子供に戻った気分でとてもいいです。
ビールも料理もおいしいです。
とりあえず、一つ言いたいこととしては、山手線の東側にもはやく出店しろ。
 
・高いけど美味い、ビッグサイト帰りの穴場中の穴場、浜松町「Beer Kitchen AOSHIMA」

浜松町駅とつながっている貿易センターの中のお店です。

とりあえずビールがいろいろあって美味い。そして肉料理が美味い。高いけど美味い。ビールのお店の最大の弱点は料理で、美味しくてもせいぜい軽食止まりのお店が多い。ここは金さえ出せばすごい豪華なステーキをがっつり食べられます。美味しいです。フィッシュアンドチップスも異次元に美味しいです。こないだはフィッシュアンドチップスをお代わりしました。コミケの売上を散財するためにあるようなお店です。
私はビッグサイトの帰りに水上バスに乗るのがとても好きで、精も根も尽きた夕暮れ時に、ふわふわのシートとでかいテーブルに倒れこんで、ガラス窓越しのオレンジ色の太陽の赤外線を浴びて数十分うたた寝するのは最高です。繁忙期でなければ水上バス内で、東京の地ビール「隅田川ブルーイング」が飲めます。

で、日の出桟橋からちょろっと歩いて浜松町で、またビール飲む。同人イベントに行くようなクソオタどもはみんなだいたいアフターはアキバとか新宿とか池袋にいくので、浜松町には誰もいません。そのうえオフィス街なので日曜はめっちゃ空いてます。店内も広くて、10人くらいなら予約なくても余裕で入れます。まさにコミケ売上の500円玉を全部置いていくためのようなお店です。
ちなみに不定休らしいですが、いつ行っても開いてます。お盆の土日だろうが年末の土日だろうがいてます。意味不明です。つまりコミケの後に行くためのお店です。でもコミケの後には来ないでください。ほぼほぼもれなく私がいます。
 
・家呑みのためのビールを買うなら、ビック酒販とドンキホーテ
どこにでもある小売店で、特にクラフトビールの品揃えがいいのがこの2店舗。特に、ビック酒販はかなり頑張っていると思います。常に店舗に全部あるわけではないと思いますが、取り扱い銘柄50種類以上あるはずです。
お勧めはロシュフォール10。そんなに高くないけど激濃でめっちゃ美味い 

ドンキホーテDQN向けでジャージ着たヤンキー女が喜びそうなチョイスなのだと思いますが、フルーツビールの品揃えがいいです。

リーフマンス、ニュートンあたりがお勧めです。特にニュートンは、ビール飲めないとか抜かす視野狭窄な連中に無理やり飲ませると「おいしい!」か「まあ飲める」かどちらかの反応が返ってきます。
ベルギービール リーフマン 250ml

ベルギービール リーフマン 250ml

 

 

ニュートン 瓶 (青りんごビール) 330ML 1本

ニュートン 瓶 (青りんごビール) 330ML 1本

 

 

結論:意味不明なお店がたくさんある

 

 なお、私は寿司屋ではビールはのみません。
 
 
 
 
 
 

 

高性能4Gスマホ+コンパクト3Gスマホ2台持ちのススメ

最近、やっとネット専用スマホ+通話専用スマホの2台持ちに体制を変えた。けっこう満足している。
ずっと躊躇していたのは、電話番号は維持するとして、通話専用になるとキャリアメールが維持できない。ただ最近LINEが普及したり、家族間もSMSで事足りていて、キャリアメールを使う相手が2、3人くらいしかいなくなったのと、相変わらずキャリアのスパムフィルタがクソ&クソで、メールボックスが完全にゴミ溜めになっており、キャリアメールの存在価値がほぼほぼゼロになってしまっていたので、ばっさりいくことにした。
最後まで、スマホガラケーにしようと思っていたのだけど、実際に使ってみて、スマホスマホのほうが現実的のように思った。
 
ネット専用スマホ

Xperia Z3

・UQmobileデータ高速プラン LTE 3G/月 容量超過後は200K

 ・月額980円

 
通話専用スマホ 
INFOBAR C01 au [KIIRO]

INFOBAR C01 au [KIIRO]

 

INFOBAR C01

Android入り3Gスマホ

au 3G電話かけ放題プラン
・月額2200円
 
→合計 月額3180円
 
これまでは、auの電話かけ放題プラン+データ通信で6000円〜7000円だったので、ざっくり半額になった。かなりつよい
 
・ネット端末
 ・キャリアのLTE通信と違いがわからない程度に快適
 ・自宅&職場でwifi運用、LTEで動画視聴・テザリング・大容量アプリのDLや更新をしなければ月に2G超えない
 ・MVNOは業者によって通信品質がずいぶん違うようなので、最新の速度比較 http://yesmvno.com/speed-hikaku-no2/ をチェック
 ・ネット専用と割り切ることで、電話として使うには大きすぎても気にならない
 
・3Gスマホを通話端末にするのがかなりいい
 ・Androidなので、電話帳の共有が楽
 ・データ通信をOFFにできる ガラケーではEZwebボタンを押すと強制的に料金が発生してしまう、ストレスになる
 ・電話かけ放題プラン、4Gだと2700円だけど3Gだと2200円
 ・ヤフオクで安く買えるし電池パックもまだ比較的容易に入手できる
 ・通話専用と割り切ることで、コンパクトでかわいい端末を不便なく持てる
 ・INFOBAR C01はかわいい
 
・3Gスマホのデメリット
 ・はっきりいって動作はもさいが、割り切ってアプリをざくざく消すと多少マシになる
 ・電池の持ちが最新機種に比べると残念だけど、割り切ってアプリを(ry
 
・具体的な構築方法(auの場合)
 ・適当にMNPして高性能スマホを一括無料で取得
 ・適当にヤフオクとかで3Gスマホを購入
 ・ショップに行き、高性能スマホのSIMを3Gスマホに機種変(4Gと3GはSIMが使いまわせないので再発行になる)
 ・適当に契約したMVNOのSIMを高性能スマホに挿入
 ・完成\(^o^)/

世界が色あせていくというお話

目が見えなくなるのって怖いよね〜〜、とか言うけど、目が見えなくならなくてもとても怖いお話がある。
 
古いブラウン管が色あせるように、古い写真が色あせるように、我々の目の奥の網膜にある色を感じる細胞も、普通に生きているだけで日々劣化していくらしい。
 

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(元ツイートがないようなので、一番古いのを持ってきました) 

私はたまにお絵描きをして遊んだりするのだけど、色を塗るのがとにかく苦手で、それはもう小学校の図工の時間からそうだった。
色彩に対する感受性は明らかに低くて、色、ああ、見えてるよね、くらいの感覚でずっと生きてきた。空気や水と同じように、普通に生きてる限りいくらでもそのへんに散らばっているものだと思っていた。
しかしながら、実はそうではなくて、明日以降のこれからどんな人生の中で見る青空よりも、今見ている青空が一番鮮やかなのだ、ということを知ってしまってから、少し考え方を変えた。
 
ちょっと視界を探索してほしい。あるいは、適当に自分の周辺を見回してほしい。普通の人は、多分いろんな色に溢れた世界で暮らしていると思う。我々が朝から晩まで暮らすほとんどの空間では、もうそれはそれは多くの色が無造作にごちゃごちゃに置かれていて、美もクソもない状態になっている。これはひとつの、色を美しく感じることができない原因なのではないかと思うのだが、その適当な景色のなかに、印刷物だったり日用品だったり、鮮やかな色がたくさんあるうちひとつに注目して眺めてほしい。適当に入った美術館で、適当な絵画を鑑賞するように。すると、なんだか色というものがとても綺麗なものに見えて来るのではないかと思う。なんでもないポケットティッシュの消費者金融のチラシのピンク色が、へえ〜、こんな鮮やかだったんだなあ〜、と密やかな感動をもたらしてくれる。それから、こんな0.1円もしないような、捨てられて燃やされる為だけに作られたような悲しい工業製品に用いられている技術がいかに高度かという驚きがあり、100年前には貴族しかアイスクリームを食べられなかった話になって、1000年前には色鮮やかである、ということに価値があったというところにたどり着く。
 
少し前まで、アフリカで原始的な生活を送っていた部族の女性たちは、地中海などに出稼ぎに出て、踊ったり体を売ったりして硬貨を集めると、地元に持って帰っては紐でつないでアクセサリーにしたりしていたらしい。金や銀でできた硬貨と、色のついた半透明のプラスチックフィルムにアルミを蒸着した、100円のお菓子のパッケージは、色彩としての鮮やかさはけっこう近い。生まれた時から色に囲まれすぎていたので、生まれたときから感性が鈍っていたのだ。それを踏まえた上で部屋を見回すと、潰して捨てるだけのダンボールの表面の印刷や、テレビリモコンのゴムボタンや、そういった何もかもが素晴らしいものに見えて来る。
 
こういった他愛もないなんでもない鮮やかさのすべてが、感光能力の低下と引き換えにもたらされているものであると考えると、急に、それをけして見逃してはいけないという気分になってくる。という雑談をたけおとしていたところ「ええ話やんブログかけよ」って言われたので書いた。たけおは人にブログかけという前に自分の原稿をかけ。
 
なお、この「網膜が日焼けして色の感度が下がる」という話は、イマイチ科学的なソースがでてこないのでガセ説があるのですが、いずれにしても、日常で見る色について深く考えるきっかけになったので感謝している。
 
最近、100円回転寿しを事前にネットとか電話で注文して取りにいき、持って帰ってきて宅飲みのツマミにするというのがマイブームなのですが、それはまた別の機会に書きます。